一宮の実家じまいで家財が一度に出るなら、通常の集積場所へまとめて置かず、再利用、粗大ごみ戸別収集、環境センターへの自己搬入、許可業者への収集依頼に分けます。 一宮市は、ごみ袋が1世帯3袋を超える量を一時多量ごみとして案内しています。解体日直前に全部出す計画では間に合いません。

まず家の所有物を勝手に捨てないよう、相続人や家族で残す物を確定します。その後、品目、数量、重さ、搬出階、車両、排出場所を記録します。市の処理へ持ち込めない品や家電リサイクル対象品を、解体業者の混合廃棄物へ混ぜません。

三つの出し方を量と品目で選ぶ

方法向く量・品目費用・上限当日の条件
粗大ごみ戸別収集家具など少数1点800円、1回5点まで予約・納付券、指定場所へ8時30分まで
環境センター自己搬入市内家庭の一時多量ごみ10kgごと200円排出場所の証明、本人等が荷下ろし
許可業者へ依頼自力搬出が難しい大量ごみ業者へ直接確認一宮市の許可範囲を確認
再利用・売却まだ使える家具・用品査定条件による引取可否を先に確定
別制度で処理家電4品目・パソコン等制度ごとに異なる市の粗大ごみへ混ぜない

一宮市の粗大ごみは、指定袋に入らず縦・横・高さのいずれかが60cm以上、または大きさにかかわらず6kg以上の物です。戸別収集は収集日の1カ月前から1週間前までに申し込み、1回5点までです。家一軒分を何回も予約すればよいと決めず、期限と点数を先に計算します。

粗大ごみは一つの家具を一つの点数と数えられるか、分解後の扱いが変わるかを受付時に確認します。納付券は払い戻しや再発行ができないため、品目と収集日が確定してから購入します。住居内からの運び出しは行われないので、指定場所まで安全に移動できない家具は戸別収集だけで解決しません。

環境センターへは、市内家庭から出た粗大ごみや一時多量ごみを有料で持ち込めます。受付は月曜から金曜の8時45分から正午、13時から16時30分で、祝日の平日は開場します。土日は休みです。混雑日や臨時変更があるため、当日の開場カレンダーを確認します。

自己搬入は住所確認と荷下ろしまで準備する

持ち込みには、運転免許証やマイナンバーカードなど、ごみの排出場所が一宮市内と分かる物が必要です。住所や排出場所を確認できない場合は受け入れられません。実家と持込者の住所が違うときは、積み込む前に環境センターへ相談します。

搬入したごみは、持ち込んだ人が自分で降ろします。同居家族以外の友人・知人・業者による代理搬入は原則認められていません。重い家具を家族だけで無理に積まず、自己搬入できない場合は市の許可業者へ収集運搬を相談します。

自己搬入では、中身が見える透明・半透明の袋へ分別し、飛散・落下・汚水を防ぎます。分別されていない物は受入不可になる場合があります。積載順は処理区分と現地の案内に合わせ、荷台の奥へ小物をばらばらに積みません。持ち帰りになる品も想定し、車内へ戻せる空間を残します。

解体業者とごみ収集の契約を分ける

建物を壊す工事と、家庭から出た家財を収集運搬する業務は同じではありません。見積書で、家財の運び出し、一般廃棄物の収集運搬、建物解体後の産業廃棄物処理を分け、誰がどの許可・契約で扱うか確認します。トラック一台いくらだけで依頼先を決めません。

テレビ・冷蔵庫など家電4品目の出し方は粗大ごみと異なります。耐火金庫の開錠・搬出も重量と受入先を個別に確認し、環境センターへ無条件で持ち込みません。

部屋ごとに残す物を封印する

片づけ初日は、通帳、権利証、保険証券、印鑑、写真、鍵、借用品を廃棄物から分けます。残す箱には担当者名と移動先を書き、処分箱と色を変えます。家具の中、衣類のポケット、仏壇まわり、金庫の二重底も確認し、判断できない物は保留棚へ置きます。

搬出前後の室内、家財、車両台数を写真で残します。解体見積の『残置物なし』条件を満たしたか、業者立会いで確認します。市の持込料金、粗大ごみ納付券、許可業者の請求書は、相続人間の精算に使えるよう同じフォルダへ保存します。

最後に押入れ、天袋、床下収納、物置、庭、車庫を再点検します。郵便受けやメーターボックスへ残った鍵も回収し、処分完了表へ担当者が署名します。

解体日から逆算する三つ

①相続人と残す物を確定、②粗大ごみ・自己搬入・許可業者・別制度へ仕分け、③予約日と搬出完了日を解体着工より前に固定します。

家財の分別と建物解体を同時に考える場合は、一般廃棄物と解体廃棄物の担当を分け、着工前の空室確認まで工程へ入れると安全です。

確認した一次情報

料金、受付日、受入品目、本人確認は変更される場合があります。2026年9月30日時点の一宮市情報を基に、搬出前に環境センターまたは許可業者へ確認してください。